◆ラテン旦那と大和撫子妻◆

子供のIQテスト



昨日は、学校側へ提出する、
ティファニーのIQテストを受けさせに,専門家のところへ連れて行きました。


予約時間は2時です。
テストに1時間掛かるというので、
なるべくティファニーが疲れてしまわないように気を配り、
2時にはBESTな状態で連れて行けることを目標に
朝もゆっくり寝かせて、昼ごはんをとって連れて行きました。



去年マイケルをテストしてくれたのと同じ先生です。


受付で名前を告げると、4枚もの用紙を渡されて、質問事項へ記入します。



内容は、ティファニーに関する事と、家族の事。

家族構成、私の妊娠中の様子、出産時の様子と経過、産まれた時の体重、

普通分娩だったのか?

つわりはどうだったのか?

何度の妊娠で、子供が何人で、流産は経験があるのか?

子供は欲しくて授かったのか?

親、親戚に、てんかん、糖尿病,精神病、精神遅滞、は居るのか?

子供は両親と暮らしているのか?

おじいちゃんおばあちゃんも同居なのか?

家庭内の様子、忙しいのか、悲しい状況なのか、楽しいのか、等。



とにかく根掘り葉掘り聞かれました。



ティファニーについては、


親から見た彼女の性格、ADHD(Attention Deficit Hyperactivity Disorder 注意欠陥多動障害)

の疑いは無いか?

その他何十にも及ぶ質問事項が並べ立てられていて、用紙記入の覚悟はしていたんだけど、


こんなにあったとは!(笑)



記入が終わり、受付で渡すと、直ぐに呼ばれて、



軽く挨拶をして先生のオフィスへ入りました。


私と上の子達は部屋から出て行くように、と先生が言われると、



ティファニーは私に向かって不安げに、


「I want you to stay with me.」(ママ、一緒に居て)を繰り返します。



先生は笑いながら、

私だけだったら部屋の隅に居る事を許可してくれました。




早速テストが開始。



こんな小さい子のIQテストってどうやってやるんだろう~~~? ウキウキ!



私の好奇心はかき立てられていて、もう~興味津々!

一人でウキウキ、ワクワク♪




ティファニーと先生からは結構離れていたから、耳を思いっ切りダンボにして聞いていました。

勿論、私が脇から口を出す事はご法度です。



まず自分の名前や苗字,年齢,兄弟や両親の事を聞いてから、
ティファニーのボキャブラリー・チェックをしていました。



例えば、



親指を見せて、

先生:「この指は何という名前の指ですか?」


そして、なにやら先生は絵を見せながら、ティファニーに色々質問をしていました。



次にしていたのは、

多分パターン当てクイズのようなもので
(私の居る場所からは全然見えないので)、



先生:「この次の絵に当てはまる物は、この中からどれですか?」

という質問をしていました。


ティファニーはいつもの威勢はどっかへ行っちゃったようで、
蚊の鳴くような声で応対しています。(笑)


でも、私が居る事を振り返って確認したのは、
後にも先にも1回だけでした。



先生が、優しいグランパ(おじいちゃん)のような口調でティファニーとやり取りしているから、
段々打ち解けて来たようで、徐々にいつもの調子が戻って来ました。




こうしてパターンを見つけるテストの次には、



先生:「手紙を出す時に必要な物は何ですか?」


「どうしてマッチで遊んではいけないの?」


「海にいる生き物はどういうものですか?2つ名前を挙げて下さい。」


「お父さんの従兄弟は、貴方にとって何に当たりますか?」



等という質問をしてから、



積み木のような物を出して来て



先生:「先生が先にやって見せるから、やり方を見て覚えて、
次にTeffanyが、先生がやったのと同じ順番で、積み立ててごらん。」

と言ってから、


何種類ものパターンをやらせていました。




そして鉛筆を取りに先生が部屋から一時退出した時に、私はティファニーの緊張をほぐそうと、




私:「ティファニー、もうちょっと大きい声で話した方が良いよ。
そんなに硬くならないで、いつものようにリラックスして!」


そう言うと、

ティファニーは振り向いてから、私に向かって人差し指を口にあてがって小声で、




ティファニー:「マミー、I know! シーーーーー!




静かにするように、ティファニーから注意されてしまいました。(笑)





鉛筆を持って先生が部屋へ入り、次に図形を紙に書かせているようでした。




「これと同じように書けるかな?」


こういう質問を繰り返してから、



ちょっと興味深かったのは、


ある文章を先生が言って、その続きを子供に言わせるんです。





例えば、




「車でガソリンスタンドへ行きました。何故なら~~~~?」



「綺麗な花を買って来ました。~~~?」



と言う感じです。






その次には算数の問題のようで、数を数えられるまで数えさせてから、


今度は絵を見せながら、



「このりんごを指で1つずつ指して数えて下さい。」

と言う質問をいくつか繰り返してから、




「りんごが1個あります。このりんごを半分に切りました。さて、りんごは何ピースになりましたか?」



「ジェシーは飴を5つ持っています。そのうち2つ食べました、いくつ残っていますか?」



「お母さんから鉛筆を3本貰いました。
お父さんからも2本貰いました。全部で何本ですか?」



「豆が5つあります。そこに4つ加わりました。
お友達にその中から2つあげました。いくつ残っていますか?」


と、質問も段々複雑になって行きました。



ティファニーは解からなくなると、答えは全て



A lot(沢山)


だったから、思わず笑いそうになるのを堪えていました。


最後に、



「ナイフは何をするのに使うものですか?」


「電化製品を使用するのに必要な物は何ですか?」


「空がゴロゴロいってぴかっと光る現象は何ですか?」


「ボトルに水が入っています。このボトルには~~~?」


「貴方は靴を穿いていますね。どうして靴が必要なのですか?」


と言う質問がされていました。



一応記憶にあるものだけを書き並べてみました。




ティファニーにとってはお疲れ様だったけど、


私は興味津々だったから、1時間なんて直ぐに経ってしまいました。



ティファニーも最後まで,
全然飽きる事無く済ませる事が出来たから安心しました。


飽きてしまったり、嫌がり出して駄々をこねだしたら~~!?

と言う心配は無用でしたね。(笑)



そして、



お会計、$195也。


ドッヒャ~~ン!!!


  はぁ~~、いい商売だなぁ~。



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そして今日は、マイケルを月曜日に尿道炎の疑いを持って、

(一日に何度もトイレへ行く。おしっこをしても直ぐに又したくなる。)

ドクターの所へ連れて行ったのに、

排尿の後に痛みを感じない事、


喉が凄く乾く事、

親戚に糖尿病患者が多い、と言う点ににドクターは注目をし、

糖尿病と腎臓の検査を先にするようにと言われて、


翌日の火曜日に、朝食を抜いて(水飲み)LABへ連れて行き採血をしました。


その後、炭水化物、糖分たっぷりの食事をさせて


2時間後に再びLABへ行って採血をさせました。



今日(木曜日)が、その結果が出ていると言う事で,

これから検査結果を取りにLABへ行きます。


そしてその足で、マイケルを医者へ連れて行きます。



どうか、どうか!  



糖尿病ではありませんように!




そして明日は早朝から、Jen(7年生)の学校のオリエンテーションです。


午後にはマイロの4回目(最後)の予防接種の為に、


あの、

プエルトリコの熱血浪花節獣医師、ペドロ先生が来ます。ぷぷぷ。



@@@@@@@@@@@@@@


マイケル糖尿病では無かったです!

あ~~~~良かったぁ~~。







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